アジアハンディキャップは、スポーツイベントの可能性のある出来事の一つに数値的なハンデまたは不利を与えるタイプの賭け方です。アジアハンディキャップの特徴は、この数値的なアドバンテージが0.25のような少数を含むことができる点であり、その結果、賭けは二つの部分に分かれます。
サッカー賭けのアジアンハンディキャップについて徹底解説!
アジアハンディキャップはサッカーの賭け方の一種で、試合に参加する一方のチームに対して小数点以下の数値で与えられるアドバンテージです。通常のハンディキャップに加えて、アジアンハンディキャップには0.25や0.75などが含まれます。特にサッカー賭けでよく見られる方法で、インドネシアから発祥したと言われています。
例えば、鹿島アントラーズとFC東京の試合において鹿島アントラーズが「-1.25」のハンディキャップで勝つと賭けることができます。
これは、鹿島アントラーズの「-1」と「-1.5」ハンディキャップの二つの賭けを同時に行うことを意味し、それぞれの賭け金額は賭けた金額の半分となります。鹿島アントラーズFC東京に1対0で勝利した場合、賭けの半分は敗北となり、もう半分は無効となり返金されます。
アジアンハンディキャップの仕組みを詳しく理解するために、Stakeカジノを例として詳しく解説していきます。以下は、鹿島アントラーズとFC東京の試合におけるアジアンハンディキャップの一覧です。
鹿島アントラーズを見ると、次のようなアジアンハンディキャップにベットできます。
各アジアンハンディキャップについて、さらに詳しく見ていきましょう。
アジアンハンディキャップの「-1」にベットした場合、選んだチームにマイナス1点のハンデが課せられます。つまり、ベットの勝ち負けを計算するには、鹿島アントラーズ対FC東京の試合における実際の点数数にハンデを加える必要があります。
実際の得点数が0対0の場合(パターン1)
実際の得点数が1対0の場合(パターン2)
実際の得点数が2対0の場合(パターン3)
各パターンで鹿島アントラーズのオッズ2.42に1000円を賭けた場合の配当は次の通りです。
パターン1:
チームが勝たなかったので、配当なし。ベット額は失われます。
パターン2:
引き分けなので、ベット額(1000円)が返還されます。
パターン3:
予想に的中したので、配当(2420円)を得られます。この内1000円はベット額、残りの1420円が利益です。
アジアンハンディキャップの「-0.75」にベットした場合、このベットは「-1」と「-0.5」のハンディキャップにベットすることを意味します。「-1」のパターンは上述の例と同じとなります。
「-0.5」のパターンは次の通りです。
実際の得点数が0対0の場合(パターン1)
実際の得点数が1対0の場合(パターン2)
実際の得点数が2対0の場合(パターン3)
上記を考慮しつつ、鹿島アントラーズのアジアンハンディキャップ「-0.75」(オッズ2.01)に1000円を賭けた配当パターンを計算してみましょう。ベットは「-1」と「-0.5」に分割されるので、各ベット額は500円となります。
パターン1:
チームが勝たなかったので、配当なし。ベット額は失われます。
パターン2:
「-0.1」は引き分けなので、ベット額(500円)は返還されます。
「-0.5」は勝ちなので、配当(500×2.01=1005円)を得られます。
つまり、合計1505円の配当が支払われます。この内1000円はベット額、残りの505円が利益です。
パターン3:
「-0.1」は勝ちなので、配当(500×2.01=1005円)を得られます。
「-0.5」は勝ちなので、配当(500×2.01=1005円)を得られます。
つまり、合計2010円の配当が支払われます。この内1000円はベット額、残りの1010円が利益です。
アジアンハンディキャップの「-0.5」にベットした場合、計算は非常に単純です。
実際の得点数が0対0の場合(パターン1)
実際の得点数が1対0の場合(パターン2)
各パターンで鹿島アントラーズのオッズ1.80に1000円を賭けた場合の配当は次の通りです。
パターン1:
チームが勝たなかったので、配当なし。ベット額は失われます。
パターン2:
予想に的中したので、配当(1800円)を得られます。この内1000円はベット額、残りの800円が利益です。
アジアンハンディキャップの「-0.25」にベットした場合、このベットは「-0.5」と「0」のハンディキャップにベットすることを意味します。「-0.5」のパターンは上述の例と同じとなります。「0」の場合はハンデの得点がないので、点数を変更する必要がありません。
実際の得点数が0対0の場合(パターン1)と1対0の場合(パターン2)で、鹿島アントラーズのオッズ1.56に1000円を賭けた場合の配当は次の通りです。
パターン1:
「-0.5」はチームが勝たなかったので、配当なし。ベット額は失われます。
「0」は引き分けなので、ベット額(500円)は返還されます。
つまり、合計500円が支払われます。このパターンでは500円の損失です。
パターン2:
「-0.5」は勝ちなので、配当(500×1.56=780円)を得られます。
「0」は勝ちなので、配当(500×1.56=780円)を得られます。
つまり、合計1560円の配当が支払われます。この内1000円はベット額、残りの560円が利益です。
アジアンハンディキャップの「0」にベットした場合、得点数のハンデはありません。鹿島アントラーズにオッズ1.35で1000円を賭けた場合、鹿島アントラーズが試合に勝てば利益(350円)を得ることができ、引き分けの場合はベット額が戻ってきます。
厳密に言えば、「0」「-0.5」「-1」などはアジアンハンディキャップではなく、通常のハンディキャップです。ブックメーカーによっては、まとめてハンディキャップと記載していたり、アジアンハンディキャップとは別れて記載されていることがあります。
アジアンハンディキャップを早速試してみたいという方のため、見やすさやオッズの高さに注目して、アジアンハンディキャップがおすすめのブックメーカーをピックアップしました。どちらもブラウザ版で十分に楽しめますが、スマホに落とせるスポーツベッティングアプリも提供しています。
アジアンハンディキャップが見やすいブックメーカー
アジアンハンディキャップのオッズが高めのブックメーカー
スポーツベットアイオーはアジアンハンディキャップが見やすいブックメーカーです。通常のアジアンハンディキャップであれば「-0.25」や「-0.75」と記載されますが、スポーツベットアイオーは「-0.25」であれば「0/-0.5」、「-0.75」であれば「-0.5/-1」というように分割して記載してくれています。
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仮想通貨カジノとして名高いビットカジノの姉妹ブランドなので、暗号通貨と日本円を使った決済とゲームプレイにしっかりと対応しています。
良い点
ステークはアジアンハンディキャップのオッズが比較的高めのブックメーカーです。ベッティングガイドの調べによると、オッズの高さはサッカーだけに限らず、他のスポーツでも観測されています。これはステークの控除率が全体的に低いことが理由です。
ステークは他のユーザーとチャットで交流したりチップを送りあえる機能を携えたソーシャルな要素が多いブランドです。
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良い点
ベッティングガイド日本語コンテンツの担当者。大手オンラインカジノ数社で勤務していた経歴があり、カスタマーサポートからマネージメント、マーケティング等、様々な立場で活躍してきた経験を活かして編集を行っています。アイゲーミング(iGaming)業界に関する情報も発信していくので、何か気になることがあればお気軽にご連絡ください。