ブックメーカーにおける競馬の控除率は、ブックメーカーがユーザーの競馬に対するベットから徴収する手数料です。一般的にはJRAの控除率は25%、ブックメーカーの控除率は15%程と言われています。
この控除率は所謂競馬のテラ銭ですが、英語ではマージンとも呼ばれることがあり、ブックメーカーを評価するうえで重要な指標です。競馬の控除率はスポーツベッティングサイトによって異なるので、控除率が低いブックメーカーを選ぶことがカギとなります。
競馬ブックメーカーの控除率を徹底解説!
スポーツブックメーカーにおける競馬の控除率とは、ブックメーカーが馬券から徴収する手数料のような存在です。もちろん、手数料は低いに越したことはありません。ブックメーカーの控除率はサイトによって異なるので、競馬の控除率が低いブックメーカーの見分け方を知っておくことで、オッズが高くてお得な競馬ブックメーカーを選ぶことが可能です。また競馬マージンを理解することで、自分に合ったブックメーカー競馬の賭け方を知ることができるでしょう。
このガイドでは競馬ブックメーカーの控除率の計算方法や、実際に競馬の控除率が低いブックメーカーを紹介していきます。オンラインギャンブル業界(iGaming)の専門知識を携えた編集チームが分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ブックメーカーの控除率ガイドで紹介した計算式に基づいて、ブックメーカーにおける競馬の控除率を計算することができます。ただし、ブックメーカーの競馬オッズは変動が激しいため、控除率の値は常に一定ではないということを留意しておきましょう。
ブックメーカー競馬の控除率を算出するには、少数オッズまたはフラクショナルオッズ(分数)を使うと簡単に計算することが可能です。可能な限り分かりやすく控除率を計算するため、今回は単勝のオッズに注目して計算式を紹介します。
少数オッズで計算する場合)
フラクショナルオッズで計算する場合)
とあるブックメーカーの競馬控除率を、少数オッズを用いて計算してみました。下記スクリーンショット内の「勝ち」と表示されているオッズが単勝オッズです。早速控除率を計算してみましょう!なお、計算式を分かりやすくするために小数点第三位で四捨五入しています。
この競馬レースにおける上記ブックメーカーの控除率が39%であることが分かりました。
上記とは異なる競馬ブックメーカーのテラ銭を分数オッズで計算してみましょう。なお、計算式を分かりやすくするために、小数点第五位で四捨五入しています。
ランナー③の単勝オッズ(4/5)から勝率を計算すると次のようになります。
上記の計算方法に則り、各馬の計算を続けていくと次のように競馬マージンを計算可能です。
結果として、このブックメーカーの競馬における控除率は18.28%であることが判明しました。ブックメーカーの期待値という観点から見れば、1000円の馬券のうち817.2円の払い戻しが期待できるということです。
「結局、競馬の控除率が低いブックメーカーってどこなん?🏇」という方のため、ベッティングガイドの編集チームが実際に競馬に賭けれるブックメーカーのテラ銭率を計算してみました!比較には2024年5月8日付で確認したチェスターおよびケルソーのレースを使用しています。
上記の競馬の控除率が低いブックメーカーの中でも、日本語サービスや決済方法が充実しているブックメーカーを以下にピックアップしました。これらブックメーカーはスマホにインストールできる競馬アプリも提供しているので、モバイルユーザーは必見です!
競馬の控除率が最も低いブックメーカー🥇
競馬の控除率が低めでイーウォレット決済が豊富なブックメーカー🥈
仮想通貨ユーザー必見の競馬ブックメーカー🥉
bet365(ベット365)は競馬ブックメーカーの中でも特に控除率が低くておすすめです。世界中の規制当局からライセンス認証を受けてサービスを展開しているので、bet365の運営に違法性はありません。競馬以外のバスケットボールといったスポーツにおいて、他のブックメーカーより比較的に低い控除率を示しており、バスケブックメーカーのおすすめを探しているユーザーは必見です。
bet365の入金方法ではイーウォレットのペイズ、クレジットカード決済および銀行振込で入出金が可能ですが、実用的な決済方法はペイズのみです。円滑な入出金を可能にするためにも、ペイズは必ず使用するようにしましょう🏇
良い点
微妙な点
1xBet(ワンバイベット)も控除率が低い競馬ブックメーカーとしておすすめです。日本競馬を含め、世界中の競馬にベットすることができる上、多様なベットを可能にするベッティングマーケットの数も魅力的なブックメーカーではないでしょうか。キュラソーライセンスを取得しており、スポーツ業界でプロチームのスポンサーなども務めているので、1xBetは合法に運営されています。
1xBetの入金方法は、銀行振込やカード決済に加えて、Payz、スティックペイ、ジェットオンウォレットといったイーウォレットが充実しています。アカウント登録時に任意の通貨を選択可能なので、日本円で遊べるオンカジを探しているユーザーにもおすすめです。多様な仮想通貨にも対応しており、決済方法で困ることはないでしょう🏇
スマホ用のブックメーカーアプリも配信しており、AndroidおよびiOSユーザーの両方が利用可能です!
良い点
微妙な点
スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)はJRAよりも控除率が低くておすすめの競馬ブックメーカーです。日本競馬や海外競馬はしっかりとカバーしており、凱旋門賞のオッズも販売されています。信頼性が高いYOLOグループによって運営されており、スポーツベットアイオーの運営に違法性はありません。
スポーツベットアイオーの入金方法は日本円と仮想通貨に対応しており、希望するユーザーはネットバンキングなどを介した銀行振込やベガウォレットで決済することができます。加えて、仮想通貨10種類以上で入出金できるだけではなく、アカウント通貨としても同時に所持することが可能です。例えば、ドージコインで入金すればドージコインで競馬に賭けることができます🏇
スマホやタブレット端末用のアプリとしてスポーツベットアイオーアプリも用意されており、快適さは抜群です!
良い点
ブックメーカーとJRAの競馬における控除率を比較すると、ブックメーカーのほうがJRAよりも基本的な控除率が低いことが分かりました。なお、JRAのテラ銭はおよそ25%と言われています。
この国庫納付金の仕組みは、例えば、100円の勝馬投票券のうち、約75円はお客様への払戻金に充てられ、残りの約25円が控除されます。この約25円のうち、10円が国庫に納付されます。これが第1国庫納付金と呼ばれるものです。残りの約15円がJRAの運営に充てられ、これにより各事業年度において利益が生じた場合には、その額の2分の1がさらに国庫に納付されます。これが第2国庫納付金と呼ばれるものです。
国庫納付を通じた貢献(社会とともに) JRA
今回ベッティングガイドで行った調査の結果、全体的なブックメーカーの競馬控除率の平均は約17.64%でした。言い換えれば、100円の馬券のうち、82.36円はユーザーへの払戻金に充てられ、残りの17.64円が控除されます。
競馬ブックメーカーの控除率はJRAの控除率よりも約7.36%低いので、競馬ブックメーカーのほうがJRAよりもユーザーへの還元率が高いということになります。ただし、今回の調査はあくまでも一部のレースに基づいた結果なので、平均的な控除率は多少前後するということを留意しておきましょう。
ブックメーカーの控除率はサイトによって異なるので、bet365やウィリアムヒルといったブックメーカーを使用すれば、JRAよりも遥かに好条件なオッズで競馬に賭ける事が可能です。
競馬ブックメーカーではオッズが何度も変わりますが、ユーザーがベットを購入したとき、つまり馬券を購入した時点のオッズに基づいて払戻金が計算されます。基本的には早い時点で購入したほうがオッズは高くなるので、競馬ブックメーカーのオッズを観察しながら、ベットを確定するタイミングを見計いましょう!🏇